水餃子を美味しくゆでるポイント!
段々と寒くなり、水餃子が美味しい季節となりました
今日は水餃子を美味しくゆでるポイントをご紹介します
ポイントは2つです。
1、弱酸性の湯
水餃子の皮を美味しくゆで上げるには、ゆで湯に溶け出す「でん粉」の量を最小限に抑えることが重要です。
溶け出すでん粉の量が少ないと皮に光沢があり表面が滑らかになりますが、多いと皮の表面が荒れてツヤもなくなってしまいます。
そのでん粉が溶け出す量が一番低いのが、pH5~6の弱酸性の湯なんです。
水に少量の酢を垂らすだけで、簡単に弱酸性の水を作ることができます。
ちなみに、かんすいが入った中華麺をゆでたあとの湯はアルカリ性です。
アルカリ性の湯でゆでるとでん粉の溶け出す量が多くなり、皮の表面が荒れてしまいます。
水餃子をゆでる時は、中華麺をゆでるお湯とは別にしてくださいね。
2、差し水
差し水とは、食材を調理する時に、沸騰したらすぐに少量の冷水を加えることです。
沸騰直後の段階では、食材の表面にだけ火が通って、中はまだ冷たい場合があります。
そこに差し水をしていったんお湯の温度を下げることで、再度沸騰した時に外側と内側の温度差をなくすことができます。
特に冷凍の水餃子は、沸騰した段階ではまだ中心は熱が通ってないことがありますので、差し水をして中心まで火を通してあげることが大事です。
また、差し水には皮にコシを出す効果もあります。
以上2点が水餃子を美味しくゆでるポイントです
是非「弱酸性の湯」を「差し水」で、水餃子を美味しく調理してください