温度計の精度確認をしました!
去年から福岡県のHACCPアドバイザーの派遣制度を使って、外部のアドバイザーの方に指導に来ていただいていました。
先日最後の勉強会が終わったのですが、アドバイザーの先生の指導のもと、新たに取り組むべきことも明確に決まりました。
そのひとつが「温度計の精度確認」です。
工場で使用している温度計が本当に“正確な温度”を示しているのかを定期的に確認する必要があるとのことで、工場で使用している全温度計の確認を行いました
「100℃」と「0℃」の温度を確認します。
やり方はとても原始的です。
100℃は「水蒸気」で確認します。
やかんにお湯を沸騰させて、その蒸気の温度を測定します。
ガスコンロだとガスの熱も拾ってしまうとのことだったので、IHのコンロでお湯を沸かして測定しました。
そして0℃は「氷」で確認します。
大量の氷の中に温度計を指して測定しました。
誤差が0.1℃でもあれば温度計を買い換えなければいけないというわけではなく、誤差をきちんと認識した上でその温度計を使用することが大事だと教わりました。
もちろん基準はその会社で決めることですが、例えば「表示誤差が2℃以内の場合は、表示値から誤差を差し引いて記録する。誤差が2℃以上の場合は、温度計を買い換える」など、明確な基準を作ることが大事です。
↑ 初めての取り組みだったので、本日出勤している全社員で行いました。
すべての温度計を測定し、ほとんどが誤差2℃以内に収まっていましたが、ひとつの温度計だけ誤差が3℃以上あったので、その温度計は買い換えることにしました。
実際にやってみて良かったです
↑ きちんと記録にも取りました。
HACCPはやったことをきちんと「記録」に取ることが求められます。
安心安全な商品づくりのために、これからもひとつひとつ取り組んでいきたいと思います
※日々の徒然な出来事はこちらのブログにもアップしています。