フライパンひとつで“おやき風ごまだんご”!
五十番食品の工場直売所では、月に1回「エコ販」というB級品の格安販売のイベントを行っています。
形不良などで正規品として販売できない商品の詰め合わせ販売です。
12年前から始めましたが、今思えばSDGsの先駆けです
B級品の販売なので、毎月販売する商品の内容も違いますし、数量も変わります。
今月は今週の土曜日(4/16)に行いますが、今月は「ごまだんご」のB級品が多くなってしまいました。
業務用のお客様と一般のお客様では、求められる商品の路線が違います。
例えば弊社の売れ筋商品「カオヤーピン」「春巻皮」などは、業務用では結構使っていただきますが、一般のお客様にはなかなか需要がありません。
2年前のちょうどコロナが出始めた頃、会社の山のような在庫をどうにかしないといけないと思い、飲食店はほとんどが休業していたので、一般の方をターゲートに商品を販売できないかと試行錯誤しました。
「餃子」は山のような在庫がすぐになくなるくらい売れましたが、カオヤーピンや春巻皮などはどうにも販売できませんでした。
そして「ごまだんご」も一般の方には販売が難しく、結局「廃棄するよりは・・・」と賞味期限間近の商品などを仕入れて販売している業者様にかなり安い価格で買い取ってもらいました。
今はご家庭で“揚げ物”をする方も少なく、餃子などの惣菜系は業務用サイズでも需要はありますが、ごまだんごなどのデザート系は毎日食べれるものでもないし、特に業務用サイズはご家庭ではなかなか需要がありません。
しかし、ごまだんごも食べるととっても美味しいんです
我が家では、梅が枝餅(大宰府の有名なお餅)の冷凍をストックしていて、食べたい時にレンジでチンして食べていますが、そんな風にごまだんごももっと手軽に調理することができたら、ご自宅の冷凍庫にストックしていても喜ばれるのではないかと、大量の油を使わずに“フライパンひとつ”で簡単に調理できる方法を考えました。
この食べ方は業務用のお客様にも応用できるのではないかと思い、今日はフライパンひとつで簡単調理「おやき風ごまだんご」の調理方法をご紹介いたします
1,ごまだんごを解凍します。
(自然解凍か冷蔵庫解凍、時間がない時は電子レンジの解凍機能が便利です)
2,解凍したごまだんごを平たくつぶします。
3,多めの油を引いたフライパンにごまだんごを並べ、低温で揚げ焼きします。
※高温だとすぐに焦げ目がついてしまうので、低温でじっくり揚げ焼きするのがポイントです
4,揚げ色がついたら、ひっくり返してもう片面も揚げ焼きします。
5,最後ににふたをして、中まで熱を通します。
1分くらいフタをして置き、中まで熱を通してください。
6,出来上がり
“おやき風ごまだんご”の出来上がりです
今回50グラムの「ビッグ麻球」でやってみましたが、平たくつぶすと結構な大きさ(梅が枝餅くらい)になり、ごまだんごの美味しさそのままに食べ応えもあって、ごまだんごの新しい調理法としていいのではないかと思いました
ごまだんごの新しい調理方法、是非お試しください
※日々の徒然な出来事はこちらのブログにもアップしています。